12歳長男、4歳双子、2歳年子末娘のワンオペ4人育児に日々奮闘する看護師ママのマダム嫁子です！
医療専門のWebライターは、「医療ライター」と呼ばれます。
「どうすれば医療ライターになれるの？」「具体的にどのような仕事をするの？」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは医療ライターの仕事内容や求人獲得方法、メディカルライターとの違いについて詳しく解説していきます。
この記事を最後まで読み終えていただけたら、医療ライターが希望する条件にマッチする働き方なのか分かります。
医療ライターへの転向を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも医療ライターとは？
これから医療ライターを始めてみたいと考えている方にとって、「医療ライターはどのような仕事なのか」気になるところです。
そこで、医療ライターの仕事内容や有利な資格・職種、文字単価について解説していきます！
医療ライターの仕事内容
医療ライターの仕事内容は、医療・健康に関するコンテンツの作成です。
医療・健康の分野は幅広く、得意とする領域も人それぞれ異なります。
- 医療：生活習慣病や特定の疾患などの治療・予防医学など
- 美容医療：美容整形や医療ダイエット、アートメイク、医療脱毛など
- 歯科・審美歯科：インプラントやマウスピース矯正、ホワイトニングなど
- 医療従事者の転職：転職に関するお悩みの解決、体験談など
医療ライターが携わる分野は、エビデンスや統計データに基づいた正確な執筆物が求められます。
また、専門性の高い内容を分かりやすく説明するためのライティングスキルも必要です。
医療ライターに有利な資格・職種
医療ライターを目指すにあたり、医療に関する資格は特に必要ありません。
しかし、多くのメディアで医療従事者を採用する場合が多いでしょう。
なぜなら、Googleでは「E-E-A-T（経験、専門性、権威性、信頼性）」を評価するため、Googleの高評価に担保できる医療従事者の方が有利となるからです。
もしも無資格で医療ライターに挑戦する場合、競合相手となる医療従事者よりも質の高いコンテンツの作成をアピールする必要があるでしょう。
医療ライターの文字単価
医療ライターは専門的な知識が求められ、医療広告ガイドラインを遵守する必要があるため、一般的なSEO記事よりも文字単価が高いです。
おおよその目安として、1～2円程度を想定しておくと良いでしょう。
また、LP記事や専門的な知識を問われる記事では、目安よりも高い文字単価が期待できます。
実際に私が看護師資格を活かしてwebライターを始めた頃の収入は、過去記事「看護師が在宅Webライターを開始！副業で2万円達成するコツ」を参考にしてください。
「専門性の低い案件ばかり受注しているのでなかなか収入アップが見込めない」という方は、医療ライターへの転向を視野に入れてみましょう！
医療ライターとして活躍するのに必要なスキル
医療ライターとして活躍するためには、いくつかのスキルが必要です。
そこで、具体的にどのようなスキルが必要なのか、詳しく解説していきます。
これから医療ライターを目指したい方はチェックしてみましょう！
正確な情報を入手するためのリサーチ力
医療ライターは、医療に関する正確な情報をリサーチして執筆しなければなりません。
SEO対策では上位表示されている記事の内容を網羅する必要はあるものの、コンテンツが提供している情報の正確さにも配慮する必要があります。
誤った医療情報を記載したコンテンツは、最悪の場合コンテンツが停止となる可能性もゼロではありません。
自分自身でファクトチェックしながら、執筆物の作成に取りかかりましょう。
#webライター がコンテンツ作成する上でSEO対策やCV、薬機法遵守は大切。
— マダム嫁子@看護師ライター/ディレクター (@0dg091RWVv6tW7k) August 27, 2023
ただ、医療系ライター には「医療従事者としての矜持」を忘れてほしくないなと思っています。
健康面や今後の生活への不安に寄り添い、価値のある情報提供を常に意識しましょう。#webライターと繋がりたい #フリーランス
医療広告ガイドラインに抵触しないライティングスキル
本来、Webライターが執筆する記事は表記ゆれや文章のねじれなどに配慮します。
もしも基礎的な文章力が心配な方は、文章力アップに役立つ本を読んでみるのがおすすめです！
1,000円～2,000円ほどで購入できるものが多いので、初期費用を抑えられるでしょう。
また、医療に関する記事では、薬機法や景表法など医療広告ガイドラインに遵守したライティングが必要です。
薬機法・景表法などについて学べる民間の資格に「薬機法管理者」や「コスメ薬機法管理者」などが挙げられますが、資格取得の費用以外に、毎年の維持費がかかります。
できるだけコストを抑えながら薬機法や景表法に関する資格を取得したいなら、「YMAA認証マーク」や「KTAA認証マーク」の取得がおすすめです！
受験費用が無料で、受験後の認証マークの取得費用しかかからないため、コスパの高い資格として注目を集めています。
実際に私もYMAAは取得しています。
登録費用の6,000円程しかかかりませんでした！
医療従事者としての勤務経験・知識
Googleでは、経験に関する内容を含めたコンテンツを高く評価しており、上位表示されやすくなります。
そのため、医療従事者としての勤務経験や知識があれば、案件応募時にしっかりアピールするのがおすすめです！
ただし、コンテンツ作成時に偏った主観を交えた執筆物とならないように注意しましょう。
特に、産婦人科領域や介護などに関する内容は、ライターの経験や主観を押し付けたコンテンツになりやすい分野です。
あくまで記事の構成に沿った形で経験や知識を担保できるように、記事の内容や表現の仕方に配慮してください。
医療ライターを始めるメリット
「医療ライターを始めるとどのようなメリットがあるの？」と気になる方は少なくありません。
そこで、医療ライターを始めるメリットについて詳しく解説していきます。
どのようなメリットがあるのか確認してみましょう！
未経験でもOK！
医療ライターを始めとしたwebライター業は、未経験でも始められます。
もちろん、実績を積むことでより条件の良い案件を獲得しやすくなるものの、経験者でなければ務まらない業種ではありません。
初心者でも受注しやすい、比較的安価な案件で実績やスキルを積んでいけば、次第に単価の高い案件の受注を目指すことで収入アップが見込めるでしょう。
在宅で自由に働ける
自宅の外に出て出勤しなければならない場合、最低限の身なりを整える必要があります。
女性はノーメイクというわけにもいかないでしょう。
一方、医療ライターなら成果物を提出する在宅ワークなので、作業時間や身なりに制限がありません。
自由に過ごしながら作業を進めることができます。
ルームウェアでお菓子を食べながら取り組んでも問題ありません！
最近では、小さなお子さんを育てているママライターも増えてきつつあります。
子どもが発熱して保育園は学校を休まなくてはならないという場合でも、作業時間をずらせば収入を落とさずに働き続けることも可能です。
また、副業として、夜間や週末に作業をしたいという方にもぴったりでしょう！
医療従事者は資格や経験を活かせる
医療・健康に関する資格や勤務経験がある医療従事者の場合、自分の強みを活かしながら働くことができます。
特に、近年ではGoogleが「経験」を大きく求める背景もあり、医療従事者のリアルな体験談は需要が高いです。
実際に経験していない人が経験したかのように執筆したらダメなの？
情報を捏造すると、サイトが虚偽の情報を記載したとして、Googleの評価が下がってしまう原因になるよ！
ひえぇぇぇ…
医療ライターの始め方！求人獲得方法とは
「医療ライターはどうやって始めるの？」「求人を獲得するにはどうすればいいの？」と悩んでしまう方は少なくありません。
そこで、ここでは医療ライターを始めるのにおすすめの方法をご紹介していきます。
それぞれのメリット・デメリットも分かりやすく解説していくので確認してみましょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
クライドシーシングサイトとは、仕事を発注したいクライアント側と、仕事を受注したいワーカー側がマッチングして契約を交わす場です。
クラウドワークスやココナラ、Bizseekなどが挙げられます。
クラウドソーシングサイトでは、サイト側が間に入ることで報酬の未払いリスクを下げることができ、業務委託契約を交わす必要がないのが大きなメリットです。
また、比較的単価が低い反面、初心者向けの案件も多いので、初心者でも仕事を受注しやすいでしょう。
ただし、サイト側も運営上収入がなければサービスを提供できなくなってしまいます。
そこで、サイトごとに設けられた手数料が発生し、報酬から差し引きされる仕組みです。
残念ながら、初心者のうちはクライアント側に良いようにされやすいです…。
良いクライアント、悪質なクライアントを見極める目を養うまでは、利用した方が安心できるでしょう。
クラウドソーシングサイトについて詳しく知りたい方は、過去記事の「Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト！選ぶポイントも紹介」を参考にしてみてください！
SNS経由で応募する
Twitterを始めとしたSNSでは、「#Webライター募集」といったハッシュタグでWebライターを募集していることがあります。
募集しているジャンルは幅広く、タイミングが良ければ医療・健康に関するジャンルも見つかるでしょう。
クラウドソーシングサイトとは異なり、直契約となるので手数料を差し引かれないのが魅力的です。
初めて直契約をする方にとって、「個人情報狙いの詐欺ではないのか？」「業務委託契約の内容に問題はないか」など不安になってしまうかもしれません。
しかし、「できるだけ早くWebライターを集めたい」と考えているクライアントが、SNSが拡散されやすい利点を活かして募集しているだけの場合が多いので安心してください。
そのため、おおむね条件に合うWebライターがいれば、早期に締め切ってしまいます。
Webディレクターにとってライターの確保は死活問題。
実際、私もライターさんを募りたいときはTwitterを活用します。
ただし、やはり中には「報酬未払いで逃げられてしまう」「契約解除を申し出たら損害賠償を請求された」といったケースもゼロではありません。
直契約をする際は、ライター側に不利な条件はないか、気になる箇所はないか、しっかり確認しておくことが大切です。
ブログで勧誘される
WordPressでブログを解説していると、ブログ記事のクオリティやSEO対策を評価されて、企業側から勧誘されることがあります。
ポートフォリオに記載されている実績記事は、いくら記名記事でも編集が入っているケースも珍しくないでしょう。
その点、ブログ記事は仮に外注していたとしても、運営者本人の編集を介する必要があります。
発注者側にとって、ブログ記事は医療ライターのスキルが一目瞭然で分かるのです。
ライティング講座を活用する
「ライティング講座はお金がかかるのでできるだけ利用したくない」「お金を稼ぐためにお金を払うなんてバカげている」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ライティング講座の中には、受講後に案件を紹介してもらえるものがあるのです。
スキルアップが見込めるうえに、案件を紹介してもらえるのであれば、初期費用がかかっても充分に取り戻すことができるでしょう。
案件を紹介してもらえるライティング講座は以下の通りです。
| 講座名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
ライティングハックス  |
・定価89,800円 |
おすすめ：★★★★★ |
あなたのライターキャリア講座   |
・スタンダード：99,800円 |
おすすめ：★★★★★ |
パーソナルWebライティングスクール  |
・月々：35,300円 ・一括：330,000円 ・仕事保証パック（最低3カ月）：55,000円 |
おすすめ：★★★★★ ・無料レッスンあり ・20日間の全額返金保証あり ・保証オプションをつければ文字単価1.2円の案件を受注 |
文字単価の交渉や営業に自信がない方向けの講座もあるので、「医療ライターとして稼ぐ力」を身に着けられるのも嬉しいポイントです！
ライティング講座の費用は掛かるけど、案件の受注につながるなら赤字を避けられるかも！
ライティングや営業などのスキルアップによって、全体的な報酬アップも目指せるよね！
ライティング講座について詳しく知りたい方は、過去記事の「初心者Webライターにおすすめのライティング講座！無料体験はある？」を参考にしてください！
＼Webライティング講座の詳細はこちら／
企業や医療機関に直営業する
直営業は、医療ライターを始めとするWebライターとして、最もハードルの高い求人獲得方法と言えます。
メールや電話、SNSなどを経由して自分自身のスキルを売り込み、仕事の獲得を目指します。
事業拡大のために、デジタルマーケティングに力を入れようとする中小企業が多いのは事実です。
しかし、直営業はマーケティングやコンサルについての知識を持っている医療ライターでなければ難しいでしょう。
- マーケティング会社やWeb制作会社に依頼する企業が大半
- どれだけ多くの営業をしても、企業側のニーズにマッチしなければ返信すら来ない
- なかなか成果が上がらないデジタルコンテンツに長期間の予算を割ける中小企業は少ない
デジタルコンテンツは、ドメインパワーが上がって集客できるまでにある程度の期間を必要とします。
しかし、知識がない企業では「2～3カ月試してみて、成果が出ないのでやめてしまう」という場合が珍しくありません。
また、仮にうまく集客できても企業側に収益が発生しなければ、やはりデジタルコンテンツに予算を割き続けるのは難しいと判断されてしまうでしょう。
コンテンツの作成だけでなく、アクセス解析を行えるマーケティングやコンサルの知識がなければ、仮に案件を受注しても長期間の契約には至りません。
メディカルライターはどんな仕事？医療ライターとの違いを比較
医療ライターとよく似た業種に「メディカルライター」があります。
「医療ライターの求人案件を探していて、「メディカルライターを目にしたことがある」という方も多いのではないでしょうか。
ここではメディカルライターの仕事内容や必要なスキルについて解説していくので、医療ライターと比較してみましょう！
メディカルライターの仕事内容
メディカルライターは、専門性の高い医療や薬学などに関する文章を執筆する職業です。
ただし、勤務先によって仕事内容は大きく異なります。
- 臨床検査や医療機器に関する論文・報告書の執筆
- 臨床試験の説明文を記載 英語の医療論文を日本語に翻訳して執筆
- 必要に応じた書類の作成
求人数そのものは多いですが、採用に至るまでの条件が厳しく、メディカルライターとして就職するのは簡単ではありません。
また、メディカルライターは、研究開発者やマネジメント業務の担当者、CRA（治験でモニタリングや契約を担当する専門職）など、さまざまな人と関わります。
執筆物の作成を担えばよいというわけではなく、高いコミュニケーション能力も必要とされているのです。
メディカルライターに必要なスキル
メディカルライターは、日本語で理論的かつ専門性の高い文章を記載するだけでなく、英語で書かれた医療論文を適切に理解する必要があります。
そのため、基本的なライティングスキルに加えて、医療英語を理解できるスキルも必要です。
元々、欧米諸国では健康・医療に関する情報を一般の方に分かりやすく伝える仕事の需要が高まっています。
そうした動きを受けた日本の製薬会社やキュレーションサイトは増加傾向にあります。
英語に堪能なメディカルライターの需要は、今後も拡大していくことが期待できるでしょう。
メディカルライターの報酬
メディカルライターは製薬会社や医療機器メーカーなどに、正社員として就職するのが一般的です。
月収25～30万円程度が目安となりますが、企業によってはさらに高い場合もあるでしょう。
医療ライターのような業務委託契約を結ぶケースは滅多にありません。
医療ライターに関するよくある質問
ここでは、医療ライターに関する質問に詳しくお答えしていきます。
疑問やお悩みの解決にお役立てください！
医療ライターのキャリアプランについて知りたいです
経験年数を重ねた医療ライターのキャリアプランとしてまず挙げられるのは、さらなる専門性を高めたライターとなることです。
興味のある分野の検定や資格を取得してみるのも良いでしょう。
私は正看護師ですが、「YMAA認定マーク」や「化粧品検定3級」を取得しました！
今後は「化粧品検定1級・2級」や「社会保険労務士」の取得にも興味があります。
次に挙げられるのは「Webディレクター」です。
Webディレクターはライターの進捗管理やコンテンツの品質向上、クライアントワークなどを行います。
ライター側に指示を出すので、当然のことながらライティングスキルやSEO対策の知識も求められます。
その他にもWebデザインやプログラミング、マーケティングなどもスキル・知識が必要な場面もあるでしょう。
コミュニケーションが得意な方や、多彩な知識・スキルの習得を楽しめる方にぴったりのキャリアプランです！
未経験なのでSEOやライティングのスキルが不安
Webライター未経験の方にとって、スキルの未熟さは大きな不安要素と言えます。
しかし、医療ライターになりたいからといって、最初から医療・健康に関するジャンルに限定して案件を受注する必要はありません。
まずは、初心者でも受注しやすいトレンド記事や、ライフハック記事などに応募してみるのがおすすめです。
クライアントによって、SEO対策や文章表現で注力したいポイントが異なり、戸惑ってしまう場面もあるかもしれません。
しかし、多くのクライアントと関わることで、どのような要望があるのか、どのような対応が適切なのか学ぶことができます。
Webライターとしての引き出しの多さは、医療案件をメインで受注するようになってからも役に立つでしょう。
医療案件で訴訟トラブルは起こりませんか？
医療案件に関わらず、執筆物の作成では訴訟リスクは付き物です。
ただし、医療案件は薬機法や景品表示法などに配慮する必要があり、一般的なSEO記事よりも訴訟リスクが高まります。
起こり得るトラブルは以下の通りです。
- 著作権や肖像権の侵害
- レビュー記事における名誉棄損・侮辱罪
- 医療広告ガイドラインの違反 業務委託契約の違反
場合によっては、損害賠償を請求されるケースもあるでしょう。
普段から執筆物の引用や画像選定の際には、ルールを守るように配慮してください。
また、「YMAA認証マーク」や「薬機法管理者」など、薬機法関係へのリテラシーを高めるのも有効と言えます。
そして、「もしもの場合に備えたい」という方におすすめなのが、フリーランス用の保険「FREENANCE（フリーナンス）」への加入です。
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- 請求書の買取による報酬の即日払い
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| トラブル | 具体的な内容 | 最高補償額 |
|---|---|---|
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| 受託物の事故 | 先方から預かっていた大切なデータを破損してしまった | 500万円 |
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