「看護師1年目だけれど、毎日辛くて転職したい…」とお悩みではありませんか?
看護師1年目で転職を成功させるコツについて知ることで、転職活動への不安を解消できます。
ここでは、看護師1年目で転職を成功させる職場探しのコツや、ありがちな転職理由などについて詳しく解説します。
この記事を最後まで読み終えていただければ、前向きな気持ちになり、転職活動をするきっかけがつかめます。
転職したいけれど臨床経験が浅くてお困りの方は、参考にしてみてください。
- 新人看護師にありがちな転職理由:病棟の雰囲気が合わない、人間関係がうまくいかない、同期よりも仕事ができないなど
- できるだけ早く転職した方が良いケース:精神的に追い込まれている、給料が低すぎる
- 転職を成功させる職場選び:新卒でも育ててくれる職場、年齢層の高い職場、看護師以外の職員が多い職場など
\この記事の執筆者/
- Twitter:@マダム嫁子→日常やライター・看護師お役立ち情報など更新中!
- ブログ:なんちゃって三つ子育児~双子と年子、時々息子~→育児漫画を連載しています
看護師1年目で転職したい!ありがちな理由3選
看護師1年目といえば、看護学生時代に描いていた夢や理想が実現しないことを知り、一種の絶望感を抱く時期。
「こんなはずじゃなかった」という気持ちを抱きがちです。
そこで、看護師1年目で転職したいと感じてしまう理由について詳しくご説明していきます!
病棟の雰囲気が合わない
配属される病棟は、性格や技量をある程度見抜いた上で決まります。
しかし、必ずしも配属された病棟の雰囲気が、自分に向いているとは限りません。
病棟の雰囲気というのは、さまざまな条件が重なり合ってできあがるものだからです。
病棟の雰囲気ができあがる条件とは?
- 師長の性格や病棟看護師への対応の仕方
- 病棟看護師の性格
- 入院している患者さんの年齢層や性別
- 病棟自体の稼働率 etc…
病棟の雰囲気が自分に合っているかどうかは、実際に働いてみないと分かりません。
ただし、のんびとした性格の人が急性期病棟に配属されたら、毎日常に目まぐるしく、辛い気持ちになってしまいます。
また、逆にテキパキした性格の人が慢性期の病棟にいれば、手ごたえを感じず、イライラしてしまうことも。
先輩たちとの人間関係がうまくいかない
新人看護師にとって、一番頭を悩ませる問題が先輩たちとの人間関係です。
先輩たちとの人間関係がこじれていると、自己肯定感が低下し、自信を失ってしまうため、仕事へのモチベーションが下がります。
人間関係のよくある悩み
- 適切な指導をしてもらえず無視される
- 暴言や暴力などパワハラを受ける
- プライベートに介入される 日によって態度が違うので混乱してしまう
どんなに仕事が辛くても、先輩たちから優しくフォローが入れば、なんとか続けようと頑張ることができます。
しかし、人間関係の悩みは、どんなに自分が努力しても、相手に受け入れてもらえなければ解決できません。
その結果、日々の無力感を招いてしまいます。
同期に比べて仕事がこなせない
同期は一番身近で頼れる存在であり、気軽に相談できる良き友人。
しかし、「自分の方が劣っている」と卑屈になってしまうと、途端に相手も自分自身も疎ましく感じるようになってしまいます。
プライベートの時間がない
新人看護師は、看護学生時代よりもプライベートの時間が減ります。
- 「なんのために働いているんだろう」
- 「こんなに頑張っているのに無駄に感じてしまう」
- 「自分の趣味の時間をずっと持ててなくて辛い」
看護学生時代のように、実習と実習の間の準備期間や長期休みがないので、ひたすら毎日働く日々が続きます。
そして、帰宅後や休日には疾患や看護ケアの勉強をこなさなければなりません。
気持ちの余裕と体力をただ消耗するだけで、「報われた」と思えるタイミングがなかなかないのも事実です。
また、夜勤明けの翌日が休みだと、なんだかすっきり疲れが取れません。
気持ちを切り替えることができないまま、勤務日を迎えてしまうということも。
ストレスはたまる一方なのに、吐き出せる場がないので、どんどん辛くなってしまいます。
想像していたよりも給料が安い
看護師は給料が良いというのは、世間一般での通念です。
しかし、実際は夜勤に入って手取り20万円前後という場合も少なくありません。
努力に対して支払われるものが少ないと、「正当な評価を受けていない」と感じる原因になります。
看護師1年目でも今すぐ転職をした方が良いケース
「少なくとも3年は同じ病棟で経験を積んだ方がいい」という言葉は、看護師なら誰でも耳にしたことがあるはず。
しかし、それは看護師の離職を防ぐための言葉であり、新人看護師の立場や事情を配慮していない、冷たい言葉です。
そこで、看護師1年目でも今すぐ転職をした方が良いケースをご紹介します。
精神的に追い込まれている
病棟の雰囲気や人間関係などの悩みによって、精神的に追い込まれている場合、できるだけ早く転職を検討しましょう。
このまま1人で頑張り続けてしまうと、「適応障害」や「うつ病」といった、心の病気を引き起こしてしまうかもしれません。
社会人として仕事をするのは当然のことですが、頑張りすぎはNG!
心が壊れてしまう前に、その場を立ち去るのも大事なことです。
あまりにも給料が低い
夜勤の回数が多い・激務などでありながら、他の病院に比べて明らかに給料が低い場合は「回れ、右」です。
看護師は命を預かる責任重大な立場にあり、訴訟のリスクを常に抱えて働いています。
そんな看護師に対して、あまりに安い賃金で働かせようとするなど、言語道断です。
実際に私自身、妊娠をきっかけに一カ月あたりの給料が15万円下がった職場があります。
育休中、職場との度重なる面談で、意識のすり合わせについて努力を試みたのですが、結局難しくて退職しました。
「自分はまだ新人だから仕方ない」「雇ってもらえただけでもましだ」と、自分を卑下してはいけません。
幸せになる権利を持っており、その権利は誰かの承諾を得る必要はないのです。
あなたが生まれた瞬間から持っているものであり、誰にも侵すことのできない尊いものです。
看護師1年目で転職をしない方がいいケース
臨床経験の長さに関わらず、看護師は望むタイミングで転職が可能な職種です。
しかし、実は転職をしないケースがあるのも事実。
そこで、看護師1年目で転職をしない方がいいケースもご紹介します。
本気で今の職場が嫌なわけではない
転職を希望する人の中には、「ただなんとなく」「働くのが怠いからとりあえずやめたい」と考えている人がいます。
その場合、転職によって必ずしもメリットが得られるとは限らないので、後先を考えずに退職するのはおすすめできません。
かえってデメリットが発生する可能性があります。
見通しが立っていない退職で起こるデメリット
- 今の職場から奨学金を借りている場合、返済しなくてはならない
- 就職の志望動機が薄いので、転職がうまくいかない
- 次の職場に行っても、似たような理由で転職を繰り返し続けてしまう
\転職以外の方法を探したい方はこちら!/
ただ漠然と転職を考えているという人は、働きながら、納得のいく転職先を探すことで、デメリットが生じるリスクを下げられます。
退職する前にまずは、マンツーマンでゆっくり時間をかけて転職先を見つけてくれる転職サイトに登録してみましょう。
「自分に向いている!挑戦してみたい!」と思えたタイミングで、転職にチャレンジできますよ!
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タイプ別!看護師1年目で転職を成功させる!職場探しのコツ5選
看護師1年目での転職活動に不安を感じる方は少なくありません。
なぜなら、これまでに働いてきた職場での不信感や、自分への自身の喪失により、今より良い状況になっている自分をうまく想像できないからです。
しかし、実際は職場探しのポイントを押さえることで、好条件の職場への転職が可能になります。
そこで、看護師1年目で転職を成功させる、職場探しのコツをご紹介します。
新人看護師を育てられる環境が整っている職場を選ぶ
転職の募集ページで、「新卒や第二新卒、ブランクのある方でも歓迎」といった一文が添えられている職場がおすすめです。
経験が浅かったり、現場から長期間遠ざかっていたりしても、教育・研修を行う職場であるからです。
むしろ、積極的に新卒や第二新卒を受け入れている職場は沢山あります。
訪問看護や介護施設などは、ハードルが高いイメージがあるけど、実はマンツーマンでじっくり指導してもらえることも多いよ!
ただし、「経験5年以上」など、即戦力を求めている職場は避けた方が無難です。
転職サイトのコンサルタントさんによると、「即戦力を求めている職場は人手不足な場合が多い」とのことでした。
年齢層の高い職場を選ぶ
「年齢の近いプリセプターの先輩たちや、同期との人間関係をこじらせてしまった」という場合、年齢層の高い職場がおすすめです。
いじめや嫌がらせをする若い看護師は、大抵婚活に失敗しているなど、私生活に何かしらトラブルを抱えている場合が多いです。
一方、年齢層が高いと、精神的に成熟していて、生活も落ち着いているので、新人看護師への接し方にも余裕があります。
むしろ、新人看護師は娘世代に当たるので、何かと可愛がってくれますし、実は話題に共通点があったりします。
看護師以外のスタッフがいる職場を選ぶ
「看護師特有のキツい口調や態度がどうも苦手…」という場合、リハビリスタッフや介護スタッフがいる職場がおすすめです。
看護師の数が少ないと、看護師にありがちな人間関係の悩みも少なく、多職種と連携しながら仕事ができるので、これまでにはないスキルや知識を身に着けられます。
自分の適性に合っている職場を選ぶ
「きつくてもう辞めたい」と悩むほど、今の職場が苦痛であるなら、いっそ自分の適性に向いている職場を選びましょう。
自分の適性を活かしながら、自分らしく、楽しく働ける職場なら、長く働くことができます。
救急外来やICUなどのユニット病棟は、医療の最前線というイメージが強いので、憧れを抱く看護師は少なくありません。
しかし、マイペースな人や、繊細な人からすれば、常に点滴の交換やバイタルチェック、急変対応などスピーディーさを求められる職場は苦痛を強いられます。
実際に私はHSPなので、急性期の循環器内科はモニターの音や輸液ポンプの閉塞アラームなどが鳴っている環境は発狂しそうでした。
マイペースな人や繊細な人は、温かな雰囲気や洞察力の鋭さを活かせる、慢性期や介護施設などの職場がぴったり向いていると言えます。
今感じている短所は、長所にもなりうる、あなただけの財産です。
転職サイトを利用して口コミ情報を入手する
リアルな口コミ情報を元に転職したい方は、口コミが掲載されている転職サイトを利用しましょう。
転職サイトの中には、あえて自社を利用した方からのリアルな口コミを、包み隠さず公開している転職サイトがあります。
- 【看護のお仕事】:HPに一部の口コミを掲載
- 【ジョブデポ看護師】ジョブデポ看護師:HPに利用者からのリアルな口コミを全公開
- 【ナースJJ】 :無料登録後、内部情報を覗ける
転職サイトに無料登録すると、コンサルタントが把握しているさまざまな情報を教えてもらえます。
しかし、「転職してほしくて嘘をついているんじゃないの?」と不安に感じる方は少なくありません。
そんな場合は、口コミが公開されている転職サイトの利用を検討してみてください!
転職は成功する!
「新人看護師は経験が浅いから、転職したくても、どこにも転職できない」というのは、誤った認識です。
看護師としての経験が浅くでも、フレッシュさや人間的な魅力を活かして、自分の希望する条件にぴったり合う職場を探すことはできます。
「もう辞めたい」と精神的に追い込まれるほど苦痛を感じているなら、あなたを必要としてくれ、あなたも働きたいと思える職場への転職を検討しましょう。
また、より良い条件で転職したいと考えているなら、転職サイトの利用がおすすめです。
【看護のお仕事】や【ジョブデポ看護師】、【ナースJJ】 なら、口コミ・内部情報を見ながら、転職を進めることができます。
新人看護師でも、自信をもって、自分に合っている職場へ転職して、自分らしく働くチャンスを手に入れましょう!
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