「公務員看護師は好待遇らしいので興味があるけど、実際はどうなの?」とお悩みではありませんか?
ここでは、私が公務員看護師になった経緯や初任給、残業時間などについて詳しくご紹介します。
この記事を最後まで読み終えていただければ、公務員看護師が希望する条件に合う働き方なのか分かります。
公務員看護師を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください!
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公務員看護師になった経緯
私が通っていた看護学校は、市区町村が運営する公立病院の附属でした。
病院や自治体から奨学金を借りていたこともあり、当然のように公立病院の就職試験を受けました。
「公務員は福利厚生が手厚い」「給料が良い」など深く考えたことはありません。
「実習施設である病院に就職した方が安心感がある」程度に考えていました。
もちろん、クラスメイトには「公務員看護師」という待遇や立場に固執していた人もいましたが、かなり少数派でした。
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就職試験の内容
就職試験の内容は、小論文と面接でした。
小論文の内容は、これといって記憶に残っていません。
明らかに社会から逸脱している人格破綻者ではないか、選別している印象を受けました。
面接は、学生によってかなり対応が違っていたようです。
中には、圧迫面接を受けたと話す学生もいました。
確認したい内容によって、対応が違っていたのではないかと思います。
私の場合、世間話をして終わりました。
唯一、就職試験っぽかった会話
- 「夜勤はできる?できるならいいのよ、それだけ確認したかったから。どこの病棟で働きたいの?」
- 「あなたは本院でも系列病院でも好きな方を選んでいいよ」
逆に落ちたのかと思うレベルでフランクでした…。
クラスメイト40名ほどが就職試験を受けて、合格したのは30名ほど。
外部から試験を受けに来た学生は大勢いましたが、10名ほどしか合格しなかったようです。
公務員看護師の初任給
公務員看護師時代の初任給は、手取り額でおよそ20万円でした!
初任給の内訳
- 総支給額:262,140円
- 差引支給額:204,767円
実際に私が受け取った給与明細は次の通りです。
新人看護師の初任給としては、比較的高い部類に入ります。
地方公務員は自治体の定める給料表に基づいて給与が支払われます。
「初任給が安い」と話している同期は1人もいなかったので、初任給への満足度は高かったはずです。
公務員看護師の仕事時間・残業時間
私が勤務していた病棟は3交代制でした。
(現在は2交代制に変わったようです)
勤務表による勤務時間は次の通りです。
- 日勤:8:30~17:00
- 準夜勤:16:30~1:00
- 夜勤:0:30~9:00
実際は始業時間の1時間以上前に病棟入りし、終業時間後は2時間ほど残業。
残業手当は、師長が認めた場合のみ発生する仕組みで、自分から申請はできません。
毎日3時間、記録に残らないサービス残業をしていました。
「公務員看護師だから残業はない」というのは、半分本当で、半分嘘ということになります。
公務員といってもパワハラは当然しっかりあるので、パワハラ対策も欠かせません。
\パワハラでお悩みの方へ!/
公務員看護師の仕事量
公務員看護師が働く病院の多くは3次救急指定病院。
高度で最先端の医療を提供しています。
そのため、地域の他の病院では受け入れできない、重症度の高い方がどんどん入院してきました。
仕事量が膨大で忙しいので、やりがいをもって働くことができます。
重症な患者の例
- 90歳を超えている高齢者にがんの手術
- 他の病院では腎機能の低下で対応できない心不全患者の治療
- 白血球の90%以上が未熟な細胞の白血病末期の患者に抗がん剤の内服治療
緊急度・重症度の高い患者さんが当たり前になっていたので、転職後に他院のDr.が「この状態では対応できません」と治療をお断りしている様子に驚いたことがあります。
公務員看護師は、「より専門的で高度な医療に携わりたい」「今の職場では物足りない」という方に、ぴったりです。
公務員看護師の給料・夜勤手当・ボーナス
私が実際に働いていた公立病院の初年度の給料・夜勤手当・ボーナスは次の通りです。
初任給 | 20万円 |
給料(日勤のみ) | 20万円 |
夜勤手当 | 1回あたり6,000円 |
夏のボーナス | 12万円 |
冬のボーナス | 42万円 |
当時、「初年度の年収は460万円ほど」と病院のHPに記載されていました。
夏のボーナスの明細もご紹介します。
初年度にボーナスが出ない病院が多い中、わずかながらもボーナスを支給されました。
毎月の給与やボーナスに関しては、満足度が高かったです。
公務員看護師の傷病手当額
私は、入職から数カ月後に適応障害で休職したため、傷病手当を受給しました。
傷病手当の支給額はおよそ20万円でした。
日勤のみで20万円の給与が支給され、傷病手当でも20万円を受給できたので、
生活水準を維持できたのは言うまでもありません。 公務員の福利厚生が充実しているのを体感しました。
\傷病手当を受給した経緯はこちらから!/
公務員看護師になるには?
公務員看護師になる方法は主に2種類です。
- 病院に直接応募する
- 【転職サイト】を利用する
公立病院では、年に数回程度、公式サイトや地域の広報誌で求人を募集しています。
しかし、中には新卒のみの募集で、中途採用は実施していない病院もあるので注意しましょう。
また、地方公務員は名前に「〇〇市立」「●●県立」などと書いてあるので分かりやすいですが、「済生会」など準公務員にあたる病院は自分で探すと時間がかかってしまいます。
そのため、【転職サイト】の利用を検討してみるのがおすすめです!
担当のアドバイザーに希望の条件を伝えるだけで、条件に合う転職先を見つけてもらえます。
【転職サイト】は、全てのサービスを無料で利用できる点が魅力的です。
公務員看護師は人気が高い求人。
【転職サイト】を利用することで、担当アドバイザーが病院と看護師をマッチングしてくれます。
忙しい方や転職への不安が強い方でも安心です。
実際に転職活動を行わなくても、求人内容を確認するための登録もおすすめ!
好条件な公務員求人は非公開求人が多いので、まずは無料登録をして、どのような求人があるのか確認してみましょう!
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看護師は働きやすい環境を選ぼう!
看護師は資格職なので、自分の希望に合う職場を選んで働くことができます。
「スキルアップしたい」「より好条件の職場で働きたい」と考えている方にとって、公務員看護師の働き方は、転職先の候補の一つとしておすすめです。
公務員看護師を目指す際は、病院への直接応募か、転職サイトの利用の2つの方法から選べます。
そこで、まずは【転職サイト】に登録して非公開求人をチェックしてみましょう。
気になる求人があれば、【転職サイト】のアドバイザーがサポートしてくれるので安心です。
転職は、人生をより楽しむための挑戦として欠かせません。
公務員看護師に転職し、自分らしく働ける環境で、スキルアップやキャリアアップを目指しましょう!
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