こんにちは!
看護師ライター・ディレクターとして活動するマダム嫁子です!
「看護師ライターが気になる!」「他の人はどんなきっかけで看護師ライターになったの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
ここでは、看護師ライターになった理由・きっかけや、看護師ライターになるまでに行うことなどについて詳しく解説していきます!
この記事を最後まで読み終えていただけたら、看護師ライターを始めるきっかけが見つかりやすくなるでしょう。
看護師ライターに興味がある方は、ぜひ参考にしてください!
看護師ライターになった理由・きっかけ
看護師ライターを始めようか悩んでいる方にとって、現役の看護師ライターの活動のきっかけは気になるところです。
そこで、ここでは筆者が看護師ライターになった理由・きっかけについて、詳しくご紹介していきます。
どのようなきっかけで看護師ライターになったのか、共通点はないか確認してみましょう。
育休中にスキルを身につけながら副業を得たい
筆者はマタハラによって体調を崩し、病気休暇を取得したまま産休・育休に入りました。
2年にわたって職場を離れ、その間にも様々な話し合いが行われましたが、職場との溝は深まっていく一方でした。
また、当時2歳の双子と1歳の末娘が保育園に入れる保証がないことも不安に感じていました。
そこで、もしも保育園に入れなかった場合を想定して「在宅で働けるスキルを身に付けよう」と考えたのです。
フリーランスの看護師ライターなら、自分でスケジュールを組み立てながら仕事を進められるので、小さな子どもを育てる看護師ママには嬉しい働き方でした。
そこで、育休中にWebライターの活動を始め、フリーランス独立に向けてスキルを身に付けることにしたのです。
看護師経験を活かして在宅ワークができる
筆者が看護師ライターを始めた2021年11月は、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていました。
当時、医療の最前線で働く看護師の姿は勇ましく、誇りに溢れているように見えました。
しかし、筆者は「看護師としての自分」より、「母である自分」を優先したいと考えたのです。
そのため、感染症罹患リスクが少なく済む在宅ワークはとても魅力的でした。
動画編集やWebデザインなど、様々な職種を検討したものの、なんだかしっくりきませんでした。
Webライターなら看護師の知識・経験を活かしながら、在宅で働くことができることを知りました。
また、実際に看護師ライターとして活動する中で、「目の前にいる患者さんだけでなく、世界中で美容や健康などの悩みを抱えている人に情報を届けられる」というやりがいも感じられました。
実際に、筆者が看護師ライターを始めた1カ月目の収入は「看護師ライター1カ月目の収入を公開!初心者・副業でも稼げる方法とは」でご紹介しているので、参考にしてみてください!
育児や家庭を優先して働ける
2歳双子と1歳末娘の保育園が決定したため、2023年3月末で育休が終了することになりました。
保育園に通い始めたばかりは体調を崩しやすいうえ、3人で感染症をうつし合う可能性がとても高いでしょう。
また、保育園の行事や定期検診、予防接種などのほか、家族での用事もあります。
しかし、看護師として働き続ける以上、職場によっては看護師の人員基準が設けられているので、気軽に休むことができません。
ワンオペ育児と仕事の両立による負担が一気に自分にのしかかると考えただけで、頭が痛くなりそうでした。
一方、フリーランスの看護師ライターなら、娘たちの体調不良にも対応しやすく、作業時間をずらすことができます。
そこで、思い切って職場を退職することにしたのです。
フリーランスの看護師ライターの働き方については、「フリーランス看護師ライターとして働く方法を紹介!稼げるコツとは?」でご紹介しているので、興味がある方は読んでみましょう!
興味のある専門領域に携われる
元々、筆者は看護学生の頃より、がん看護や緩和ケアに興味がありました。
希望通り血液内科・呼吸器内科病棟に配属され、肺がんや多発性骨髄腫(MM)、ターミナル期の白血病などの患者を受け持っていました。
しかし、プリセプターとうまく関係性を築くことができず、循環器内科・脳神経内科病棟に部署異動し、キャリアチェンジを経験しています。
部署異動の経緯は「新人看護師のいじめ体験談!人間関係のトラブルに悩んだ際の対処法とは」でご紹介しているので、もし興味があれば読んでみてください!
その後は、培ったスキルを活かして特養や訪問看護・デイサービスの事業所に転職しましたが、「患者さんの苦痛緩和に役立ちたい」という看護観は絶えず持ち続けてきました。
今では、看護師ライターとして、がん看護・緩和ケアに取り組む看護師をサポートする記事を数多く執筆しています。
また、これまでに関わる機会のなかった美容医療や産婦人科医療にも携わる機会がとても多いです。
本来、転職活動はハードルが高い上、入職後は積極的に学び直さなければなりません。
しかし、看護師ライターなら、未経験の分野でも気軽に挑戦することができます。
時短のパートタイム勤務より稼ぎたい
筆者は不要の範囲内で働いたことがなく、産休・育休中から家計の半分ほどを捻出しています。
そのため、収入ダウンは死活問題であり、様々な求人案件をチェックしながら、看護師ライターの収入と比較していました。
例えば、時給1,600円で月に20日働いた場合を想定します。
休まずに勤務できれば、安定しておよそ20万円の収入が入るでしょう。
しかし、子どもの体調不良で登園できず、休んでしまうとさらに給料は減ります。
もしも、月に5日間休んでしまった場合、1カ月あたりの収入は以下の通りです。
1,600円×6時間×月15日=144,000円
社会保険料や厚生年金を支払えば、手取り額はわずか10万円ほどしか残りません。
恐ろしいことに、保育園1年目は体調不良でほとんど登園できず、「今月は7日間しか登園していない」なんてことも多々ありました。
2023年11月時点で、娘たちは一か月の半分しか登園できていません。
未だにほとんど登園できない月もあります。
看護師ライターならスキマ時間を活用しながら働けるので、子ども達の不調を気にせずに収入を得ることができます。
看護師ライターになるまでに行うこと
「看護師ライターはどうやって始めればいいの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
ここでは、看護師ライターになるまでに行うことを詳しくご紹介していきます。
これから看護師ライターを始めたい方は確認してみましょう!
WordPressでブログを運営する
WordPressは多くの企業メディアで利用されているブログツールです。
そのため、WordPressでブログを運営することによって、以下のような知識・スキルを証明できるでしょう。
- SEO対策
- WordPressの操作方法
- セールスライティング
また、WordPressはアフィリエイト・広告収入が期待できるほか、PR案件やライティング案件の依頼窓口となるため、収入アップが見込めます。
WordPressでブログを運営するのにおすすめのレンタルサーバーは以下の通りです。
レンタルサーバー | おすすめ度 | 特徴 | 費用 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
ConoHa WING |
★★★★☆ 4.8/5.0点 |
・独自ドメインを最大2つ取得できる ・処理速度が国内最速 ・セキュリティ対策が万全 |
・ベーシック:990円/月 ・スタンダード:2,360円/月 ・プレミアム:4,719円/月 |
・サーバーの機能性を重視したい人 ・複数ブログ運営したい人 |
エックスサーバー |
★★★★☆ 4.7/5.0点 |
・国内シェアNo.1 ・大量アクセスにも対応 ・24時間365日サポートが受けられる |
<スタンダード> ・3カ月:1,320円 ・6カ月:1,210円 ・12カ月:1,100円 ・24カ月:1,045円 ・36カ月:990円 |
・信頼できるサーバーを選びたい人 ・積極的にブログのアクセス数を増やしたい人 |
ロリポップ! |
★★★★☆ 4.5/5.0点 |
・目的や用途に合ったプランを選べる ・月額料金がリーズナブル ・電話やメール、チャットによるサポートが充実 |
・エコノミー:99円/月 ・ライト:220円/月 ・スタンダード:440円/月 ・ハイスピード:550円/月 ・エンタープライズ:2,200円/月 |
・できるだけ費用を抑えてブログを運営したい人 ・サポートが充実したサーバーを選びたい人 |
今回ご紹介する中で、特におすすめなのは「ConoHa WING 」です。
ConoHa WING なら、サーバーの処理速度が速いので、サイトの表示速度もアップします。
ただし、サーバー代や特徴はそれぞれ異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
WordPress立ち上げ当初から、ConoHa WINGを愛用中です。
SNS(X:Twitter)を運用する
SNSを運用することによって、案件の依頼が増えたり、採用担当者の目に留まりやすくなります。
特に、フォロワー数が多いと、インフルエンサーとしてPR案件を受ける機会もあるでしょう。
また、他のWebライターとの交流の場として活用すれば、情報を収集できて便利です。
クラウドソーシングサイトに登録する
看護師ライターが案件を獲得するには、いくつかの方法があります。
しかし、ライティング経験が少なく、実績をしっかり積んでいないうちは、クラウドソーシングサイトの活用がおすすめです!
「クラウドワークス」や「ココナラ」といったクラウドソーシングサイトに登録することで、気軽に案件を受注することができます。
特にクラウドソーシングサイトでは、これまでの実績や評価などがプロフィール欄に記載されるので、採用担当者側からスカウトされるケースも少なくありません。
自分に合ったクラウドソーシングサイトを見つけるまでは、複数登録しておき、メインで利用するサイトを選ぶようにすると良いでしょう。
おすすめのクラウドソーシングサイトは「Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト!選ぶポイントも紹介」でご紹介しているので、ぜひ読んでみてください!
看護師ライターが必要とされる理由
「看護師ライターは今後も需要がある職業なの?」と心配になっている方は少なくありません。
ここでは、看護師ライターが必要とされる理由について詳しくご紹介していきます。
看護師ならではの体験談は需要が高い
看護師ライターは医療・健康に関するコンテンツ作成のみでなく、勤務中のエピソードや転職体験談など、看護師ならではの話題を求められることも多いです。
- 看護師のいじめ体験談
- 病棟で起こった珍しいエピソード
- 患者さんとの関わりで感動したこと
- 訪問看護や看取りでのできごと
本来、看護師として働く場合は転職回数が多すぎるよりも、同じ職場で働き続けた方が高評価につながります。
一方、看護師ライターの場合、様々な職場で経験したエピソードをコンテンツ作成に活かすことができるでしょう。
また、近年では「chatGPT」を始めとしたAIツールが活用されており、今後はSEOライターの需要が下がる可能性が示唆されています。
ただし、AIツールの性能は完璧であるとは言い難く、人の目や手を介して整えなければなりません。
誤情報が含まれていることから、ファクトチェックも欠かせないというのがchatGPTの現状です。
そのため、医療監修や看護師ならではの体験談を執筆できる看護師ライターは、今後もさらなる強みが生まれるでしょう。
chatGPTによるライティングについて知りたい方は、「話題のchatGPT!Webライターの生き残り戦略や活用方法とは?」を読んでみてください!
医療分野の権威性・専門性に担保できる
Googleは「E-E-A-T」に考慮されたサイトを評価し、上位表示されやすくなります。
E-E-A-Tとは
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
特に、医療従事者である看護師ライターは、医療分野の権威性や専門性を担保することができます。
また、転職体験談や勤務中のエピソードなどは、「経験」に相当するので、Googleから信頼されやすいでしょう。
そもそも、医療分野は過去に「WELQ騒動」が起きたことから、Googleによって厳格な評価基準が設けられています。
WELQ騒動とは
- 2016年、DeNAが運営する健康・医療情報サイト「WELQ」内のコンテンツの一部に、著作権侵害や不正確な医療情報が含まれていた
- WELQのコンテンツは医療従事者ではないWebライターが執筆を担当していた
そこで、Googleは医療や金融、法律などユーザーの生活に直接的な影響を与える分野(YMYL)について、信頼性や正確性、専門性などの要素を重視するようになったのです。
多くの医療メディアでは、メディア閉鎖のリスクを回避するために、医療従事者のWebライターに執筆や編集を依頼するほか、リーガルチェックなどを厳重に行うようになっています。
もちろん、中にはリーガルチェックがないグレーな案件もあります。
グレーな案件に関わるのはおすすめしません。
他の医療ライターに比べて知識・スキルが幅広い
「医療ライター」と呼ばれるWebライターは、薬剤師や理学療法士、鍼灸師など多岐にわたります。
しかし、他の医療従事者は専門性が高い反面、全身を診るのに適しているとは言えません。
一方、看護師ライターなら全身の解剖生理について熟知している上、専門外の臓器に合併症を及ぼすこともあるので、全身を診るのに向いています。
例えば、循環器内科の看護師は循環器のみではなく、肺高血圧や腎不全などの知識が身に付くよ!
また、看護師は医療面での知識が幅広いだけでなく、実際に必要とされる看護やセルフケアの方法などについても知識が深いです。
現場で実際に行うケアは、医療・健康系コンテンツ作成の際に活かせるでしょう。
看護師ライターに求められる臨床経験
看護師ライターは、看護師としての臨床経験も重要です。
ここでは、看護師ライターに求められる臨床経験について解説していきます。
臨床経験は最低でも2年以上必要
一人前の看護師として認められるには、2~3年ほどかかるのが一般的です。
そのため、2~3年ほど臨床経験を積むと、リーダー看護師を任せられるようになるでしょう。
豊富な臨床経験は、医療に関するライティングで活かすことができる上、採用担当者の目に留まりやすくなります。
ただし、ディレクターの立場からすると、看護師経験が豊富だからといって看護師ライターとして優秀であるとは限りません。
看護師ライターとして基礎的な文章スキルや、SEO対策の知識を伴っている必要があります。
臨床経験が豊富であっても、看護師ライターとしてスキルを磨き続けることが大切です。
新人看護師に難しい理由
看護師としての臨床経験が少ないと、看護師ライターとしての採用率が低くなりやすい上、執筆内容を充実させることができない可能性があります。
特に、Webライティングでは経験に基づいた知識も重視されやすいです。
知識や経験が浅いとリサーチに時間がかかるため、「なかなか稼げない」「効率が悪い」と挫折しやすくなるでしょう。
ただし、看護師だからといって、医療・健康ジャンルにこだわって案件を受注する必要はありません。
趣味や特技を活かして、他のジャンルに挑戦することも可能です。
実際に、筆者も医療案件を安定して継続受注できるまでは、トレンド記事や育児・教育記事の執筆をしていました!
ライター業に活かせる看護師経験
近年では、健康への意識が高まっている方が多いので、糖尿病や高血圧、虚血性心疾患といった生活習慣病に関するコンテンツは需要が高い傾向にあります。
「2人に1人はがんになる」とも言われており、がんの予防や最新の治療法なども関心が高いでしょう。
したがって、内科や循環器内科、脳神経外科といった、生活習慣病の患者が多い病棟での勤務経験は、看護師ライターの仕事に活かしやすいです。
また、新型コロナウイルス感染症による外出自粛が明けて以降、若い世代では美容医療や美容整形、審美歯科などにも興味が寄せられています。
美容クリニックや外科、手術室の勤務経験も、美容系のコンテンツでは重宝されやすいでしょう。
看護師がWebライターを始めるときのポイント
看護師ライターは医療に関する専門性の高い知識を所有しているため、多くのクライアントからニーズが高い傾向にあります。
クライアントの心に刺さりやすい看護師ライターは、より多くの案件獲得を目指せるでしょう。
そこで、看護師がWebライターを始めるときのポイントについてご紹介していきます。
採用担当者の目に留まりやすくなるためのコツをお伝えしていくので、看護師ライターを始める際は参考にしてみましょう。
プロフィールに「看護師」と記載する
クラウドソーシングサイトやSNSなどのプロフィールには、「看護師」と明記しておきましょう。
採用担当者の検索に引っかかりやすくなるため、採用アップにつながります。
また、多くのクライアントが探しているライター像は、「看護師経験があり、Webライティング業務の経験がある人」です。
特に、これまでの勤務経験や配属されていた部署など、看護師としてのキャリアに自信がある方は、具体的に経歴を明記しておきましょう。
専門領域や得意な分野を明確にする
専門領域や得意な分野を明確にすれば、どのようなジャンルの執筆に向いているのか、一目瞭然です。
同じ看護師であっても、キャリアや取得している知識・スキルは異なります。
例えば、美容医療や美容のコンテンツを作成したいクライアントなら、美容クリニックでの勤務経験がある看護師が重宝されるでしょう。
看護師ライターになった理由についてよくある質問
ここでは、看護師ライターになった理由についてよくある質問をご紹介していきます。
それぞれの質問に詳しくお答えしていくので、疑問の解消にお役立てください。
看護師ライターになる人が多いのはなぜですか?
看護師ライターは、PCさえあれば始めることができるので、初期投資が少なく済みます。
また、中にはスマホで取り組める案件もあるため、「PCを買うか迷っている」という方は、まずはスマホで看護師ライターを始めてみるのもおすすめです!
スマホで始められるライティング業務は、「Webライターの仕事はスマホでできる?パソコンが必要な作業とは」でご紹介しているので、興味のある方は読んでみましょう!
また、他の在宅副業では看護師経験を求められないケースがほとんどであるのに対し、看護師ライターは需要が多い上に一般的なWebライターに比べて単価が高いでしょう。
看護師の経験を活かしながら在宅で働ける希少さや、高収入が期待できる点から、看護師ライターの人気は高まりつつあります。
副業の看護師ライターにベストな作業時間はいつですか?
副業で看護師ライターを始める場合、本業以外の時間に作業を行う必要があります。
本業の休憩時間を活用するほか、退勤後や休日ならまとまった時間を確保できるでしょう。
中には、普段より1~2時間早起きして、「朝活」をする方もいるようです。
育休中に看護師ライターを始めた筆者は、娘たちの昼寝や就寝後の時間を活用して作業に充てていました。
ライフスタイルは人それぞれなので、無理なく続けやすい作業時間を探してみましょう!
看護師ライターになった理由は人それぞれ!看護師経験を活かして在宅で働こう
看護師ライターになった理由は人それぞれ異なります。
しかし、看護師ライターは看護師経験を活かしながら、在宅で働くことができる数少ない職業の一つです。
また、クラウドソーシングサイトやSNSを活用することで、気軽に始められるのも魅力と言えるでしょう。
特に、今回ご紹介した「クラウドワークス」や「ココナラ」といったクラウドソーシングサイトは、初心者の看護師ライターにおすすめです!
「現場で働くのが難しい」「在宅で働いてみたい」という看護師の方は、この機会にぜひ看護師ライターに挑戦してみましょう。
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